自転車の鍵を選ぶ際、防犯性能だけでなく、「持ち運びやすさ」も重要なポイントです。特に、通勤や通学などで毎日自転車を使う場合は、軽量でコンパクトな鍵を選ぶのがおすすめです。ここでは、持ち運びやすさを重視した、自転車の鍵のおすすめをご紹介します。まず、「ワイヤーロック」は、最も軽量でコンパクトな鍵の一つです。細いワイヤーを束ねたもので、くるくると巻いて小さくまとめることができます。カバンの中に入れてもかさばらず、持ち運びに便利です。ただし、ワイヤーロックは、切断されやすいため、長時間の駐輪には向きません。短時間の駐輪や、他の鍵と併用する「二重ロック」におすすめです。次に、「コイルワイヤーロック」も、持ち運びやすい鍵の一つです。コイルワイヤーロックは、ワイヤーがコイル状になっているため、伸縮性があり、コンパクトにまとめることができます。ワイヤーロックと同様に、軽量で持ち運びやすいですが、防犯性能は低めです。そして、「ブレードロック」も、持ち運びやすさと防犯性能を両立した鍵としておすすめです。ブレードロックは、複数の金属製のプレートを連結させた鍵で、コンパクトに折りたたむことができます。U字ロックやチェーンロックに比べて軽量で、カバンの中に入れてもかさばりません。また、ブレードロックの中には、専用のホルダーが付属しているものもあり、自転車のフレームなどに取り付けて持ち運ぶことができます。さらに、「ダイヤル式」の鍵も、持ち運びやすさの点で優れています。ダイヤル式の鍵は、鍵を持ち歩く必要がないため、鍵の紛失のリスクがありません。また、鍵穴がないため、ピッキングの心配もありません。ただし、暗証番号を忘れてしまうと、解錠できなくなるため、注意が必要です。持ち運びやすさを重視するなら、軽量でコンパクトなワイヤーロックやコイルワイヤーロックがおすすめですが、防犯性能も考慮するなら、ブレードロックやダイヤル式の鍵も検討してみましょう。
投稿日